今回は「毒親を許せない!でもこのままでいいのかな?」そんな思いを抱えている毒親育ちさんに参考になればいいなと思って記事を書いています。信じられないかもしれませんが毒親育ちさんのなかには毒親を許せた人もいます。
「毒親を許したくない!」「でもこのままでいいのか?」「どうすれば毒親と仲直りできるの?」という毒親に対する葛藤に悩んでいる方へ向けて30年以上毒親との関係に苦しみ毒親を克服した私が劇的に変化した秘密の方法を教えちゃいます。
この記事を最後までご覧いただくと「毒親を許せる方法」がわかります!ではさっそく私の経験をもとにお伝えしていきますね。
どうやったら毒親を許せるの?毒親を許す方法は?!
私の母親も謝らない毒親でした。
私の過去を知りたい方はこちらをのぞいてみてくださいね♪
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毒親を許せない自分と向き合う
まずは許せない毒親に対してあなたがどうしたいかを考えてみるといいと思います。
「許したい」のか「許さない」のか。はたまた「どちらでもなく、今はよくわからない」のか。
毒親を許すって難しいですよね。私自身、今まで毒親から傷つけられてきた経験が山ほどあるので「絶対(毒親を)許さない」と心底思っていましたし、言葉の暴力で傷つけられたので憎しみでいっぱいでした。
そんな私が「世の中には親に傷つけられても許す人もいるよね」とふと思ったことがありました。
それまでは毒親からの暴言をあびせられるたびに「絶対に許さない!」としか思ったことのない私でしたが、なぜかふと冷静になっていました。
その時までは「許さない」という思い一択でした。ところが冷静になって考えたときに『毒親に対して「許す・許さない」と私自身があれこれと考えていることって無駄だな~っ』て思ったんです。
もっと言うと「嫌いな毒親のことで不快になるのに自分でわざわざ不快なこと(毒親)を考えて自分を不快にするのをや~めた!」という思考にいたったんですよね。
毒親に対して許せる人もいるかもしれないけど、そのときの私は「許せないままでもいいのではないか」むしろ「許すとか許さないを考える必要もない」とバッサリその思考を切り捨てました。不快なことを考えている時間がもったいないと思ったんです。
今の私から見ても「そうだよね、毒親の不快な行動に振り回されるのではなく、自分が幸せに感じる時間を生きた方がよっぽど自分が幸せだよね♪」と思います。そのときの自分は他人軸(毒親の行動や言動に振り回されて不快を感じて生きていた)で生きていました。
今は自分軸(自分がどんなことをしていたりどう感じていたら心地よくいられるか?を常に考える)で生きているので毒親や他人に振り回されることがなく心地よく幸せを感じながら生きられるようになったんです。
自分の大切な時間を不快な相手のことでモヤモヤして自分を不快にしているなんて時間がもったいないと思いませんか?人間は限られた命や時間のなかで、人それぞれ限定された時間で生きています。そんななか、いつまでも不快で生きるより幸せを感じて生きている方がよっぽどいい!ですよね。
まずはあなたが毒親への思いをどうするかで今後の生きやすさが変わってきます。私としては「(毒親を)許す・許さない」にとらわれないで他人軸でいきるのではなく、あなたが「心地いいな~♪楽しいな~♪幸せだな~」と思うことにフォーカスして自分軸で生きることをおすすめします。
自分を許す
突然「自分を許す」と言われてもどういうこと??って思いますよね。
私も初めてこのことを知ったとき「はてな?」が頭をかけ巡りました。
「自分を許す」というのは今回のお話しの流れでいうと「毒親を許せない自分を許す」ということです。
「なんで?」と思いましたよね(笑)。
私も最初は「なんで?」と思いましたよ(笑)。
意味わかんないですよね。
実は自分を許すことで「許す・許さない」にとらわれなくなるんです。
つまり私の場合でいうと過去に毒親のことを許せない自分がいました。
そこで毒親のことは許せないけど「毒親を許せない自分でもいいんだ」「無理に自分の思いをねじ伏せてまで毒親を許す必要はないんだ!」とこんな自分を許すことです。
こんなふうに思うことで「許せない」「許した方がいいのでは?」という自分の中での葛藤がなくなるんですよね。なぜなら「毒親を許せない私を許す」と決めたんですから。
こんなふうに「自分を許す」と決めたことで自分の中の悩みや葛藤が減って楽になれたんです。
それでもあなたが「まだモヤモヤする~!」という想いでいっぱいだとしたら紙に書いて吐き出してみるといいですよ。
「心をスッキリさせる方法」
①毒親への文句や不満を紙に思いつくままに紙に全部書きだす
言葉にならない場合はペンでぐちゃぐちゃに塗りつぶしてもOK!
②毒親を思い浮かべて妄想の中で「あのとき私はつらかったんだ!」など不平不満をぶつけて言う。
さらに「私は~してほしかったんだよ!」とやってほしかったことを言う。
これはひとりでできるワークですが、人によっては心の傷が深いとワークをしたときに嫌なことを思いだして心が苦しくなる場合もあります。一人でワークをするのは不安だなと思ったらお気軽にカウンセリングでご相談くださいね。
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私も一緒にあなたの心に寄り添いながら不安のサポートをさせていただきます(*‘∀‘)
過去を振り返る
先ほどお伝えした「毒親を許せない自分を許す」これで毒親に対する「許す・許せない」というモヤモヤ感から解放された私。
それでも表面的な問題(毒親の言動や行動に振り回されること)からは完全には逃れられませんでした。
そこで私は毒親との関係を少しでも楽にしたいと思ってさらに自分と向き合いました。
毒親との関係改善のために私がしたことは「過去を振り返る」こと。
実はここからは有料級のお話しですが、一日も早く毒親に対する悩みを解決してもらいたいので秘密の方法をこっそりお伝えしますね。
人によっては毒親に関することや過去のことは嫌なことだらけで「思い出したくない」と思う毒親育ちさんが多いと思います。私もその一人でした。でもこのワークで今の自分が少しでも楽になれるのであればやってみよう!
そんな藁にもすがる思いで過去の自分と毒親との関係を振り返ることにしました。
具体的にここでお伝えできることはお伝えしますね。
【過去を振り返る】
①幼少期~今現在に至るまでの嫌だったことを思いつく限り、紙に書きだす。
例:幼稚園時代➡・幼稚園に行きたくなかったなど
小学校時代➡・勉強をしなさいと言われて勉強が嫌だったなど
中学校時代➡・〇〇〇・・・
高校時代➡・〇〇〇・・・
大学時代➡・〇〇〇・・・
20~30歳代➡・〇〇〇・・・
② ①で書きだした嫌な出来事について「なんでこの出来事が自分に必要だったんだろう?」と一つずつ、その理由を考えてみます。
特に毒親が絡んでいる出来事はしっかり、じっくりと考えてみてください。
この二つのワークをしていくと今まで私が嫌だなと感じていたことや見ていたことは「自分のために必要だった」ことなのでは?という視点に気づけたんです。
もし、今読んでくださっているあなたが「過去を振り返る」このワークをして今までとは違った視点で自分をみることができたなら、毒親を心から許すことができるゴールは目前です。
このワークをやってみても今までと変わらず「毒親を許せない!」と感じていたり、逆に不快を感じて気分が悪くなってこのワークをしたくないと思ったのなら無理をせずにやめてくださいね。
無理をして続けると心の傷が再び、うづいてつらくなってまうからです。また「毒親を許せない」という想いがわいてきた場合は今はまだ、あなた自身が自分や毒親と向き合う心の準備ができていないのかもしれません。焦らずに今はゆっくりと自分を癒やしてあげることに集中していくといいですよ。
「ワークをしてみたけどイマイチよくわからなくて・・・これでいいのかな?」
「自分でワークをしたらつらくなった。でも早く今の現状からラクになりたい。」
「ひとりでワークをするのは不安だな。」
こんな想いを感じているとしたらひとりで頑張らずにお気軽にご相談ください(‘ω’)ノ
カウンセリングではあなたの悩みの原因をお伝えしたり自分自身を癒やしながら、あなたにとってベストな方法であなたと一緒に話し合いをしながら解決に導いていきます。
また、カウンセリングをとおして自己肯定感も上げていくことで毒親からの攻撃にも傷つかなくなり、自分を守れることで幸せを感じて生きれるようになります。
私も毒親育ちでたくさんつらい思いをしてきました。同じように毒親に悩んでいる方が一人でも多く幸せに過ごせるようになってほしいと心から思っています。
もしよかったらオンラインカウンセリングであなたの悩みの解決のお手伝いをさせてくださいね(*’ω’*)
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毒親と仲直りできる方法は?
実際に毒親と面と向かって仲直りをすることは正直、難しいと思います。私自身、毒親である母親と仲直りはできませんでした。なぜならば、毒親自身が子どもを傷つけていることに気づいていません。もっというと子どもを傷つけたことに対しても毒親は自分が悪いと思っていないからです。
謝らない毒親が多いのも「自分が正しい」と思っている毒親の固定観念が強いこととつながっています。自分が悪いと思っていない人に対してこちらがいくら「私はあなたに傷つけられたんです」と主張して伝えたとしても相手には伝わらないんですよね。
実際に私の毒親の場合は「私は悪くない!」「私は正しい!」という一点張りの母親でしたから話がずーっとずっーと平行線なんです。私の傷つけられたという想いを受け止められる親だったら仲直りは成立したと思いますが毒親とは話し合いにもならない状況でしたので私は実際には仲直りをしませんでした。(正しくはできませんでしたかな?!)
あなたが毒親との仲直りを望んでいるとしたら面と向かってではなく、リスクのない方法をお伝えします。
私がやってみたリスクのない毒親と仲直りできる方法は「妄想で毒親と仲直り」です。
「えっ?!妄想?!そんなの効果あるの?」って思いませんでしたか?
怪しいですよね(笑)
この「妄想で毒親と仲直り」の効果については話しが長くなるのでまた別の機会にブログでお伝えしたいと思います。
今回はやり方だけ簡単にお伝えしますね。
怪しい!と思いつつもやってみたいと思ったらチャレンジしてみてください。
「ぜひ、やってみて!」とは言いません。(笑)
正直、自分でやってみてこれはなかなかハードル高かった~!と思ったので。
私の場合は先ほどお伝えした「自分を許す」「過去を振り返る」というワークをした後でした。ある程度、毒親に対する許容範囲も広がり、ほぼ毒親を許せている状態だったので「妄想で毒親と仲直り」をやりやすかったと感じています。
もしあなたがワークをしていみたいと思ったときのために一応やり方を紹介しますね。
「妄想で毒親と仲直り」
やり方は簡単です。
①あなたの妄想のなかで毒親に「あなたが伝えたいこと(苦しかった、つらかった想いなど)」を好きなだけ、気のすむまでぶつけます。
②「毒親にどんなふうにしてほしかったのか」を妄想のなかで毒親を使ってさせます。
例:毒親に謝らせる ➡ 毒親の謝罪を受け止めて握手(またはハグ)をするなど
このワークについては傷ついた自分を癒やせた状態でやる方が心の負担が少ないと思います。毒親に対して憎しみや許せない怒りの感情が強いとワークをしたとしても現実と妄想のギャップを感じて逆に心がスッキリしなかったりモヤモヤ感が増すこともあると思います。
あなた自身の心の状態や感情を見つめた上で「ワークをしてみよう」と思ったらチャレンジしてみてください。
最後に
長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。
毒親を克服した私が実践した「毒親を許す・仲直りするための3つのワーク」を紹介しましたが、いかがでしたか?
毒親に悩んでいる今の状況から一日も早く脱したい!と思っているとしたら自分でできることからチャレンジしてみると良いと思います。私自身、毒親に対してあれこれ悩んできましたが悩んで一人で考えているうちは全く何も現実が変わりませんでした。
自らが情報をつかみに行く、行動をする、周りの人の力を借りるという動きをするようになってからウソのように現状がらくな方へ変わり安心感にもつながっていったんです。
「少しでも現状をなんとかしたい!」「毒親問題を解決したい」そんなあなたの想いを私は情報発信で応援し続けますのでブログをフォローしてこれからものぞいていただけたら嬉しいです!
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note:なごみ
X:どん底30年の逆転人生!毒親と不登校を克服したママ(@ieruroom)
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