年老いた毒親を治したい・精神科へ連れて行きたい人必見!録音対策法

年老いた毒親との関係に悩んでいませんか?「毒親を治したい」と願いながらも、適切な対応がわからない方に向けて、今回は「毒親を精神科へ連れて行く方法」や「年老いた毒親との付き合い方」「録音」など、具体的な対策法をお伝えします。

毒親を治す方法は?

毒親との関係に苦しんでいるあなたは「毒親を治したい」と強く願っているのではないでしょうか。私も「毒親を治したい」と何度も思いました。ですが毒親を治すことは容易ではなく、私の経験上からの意見としては毒親を治すことは無理でした。また「毒親を治す」という考え方が毒親にとっての解決策ではない場合もあります。

なぜならば、毒親自身が「治したい」「変わりたい」という思いや自分が毒親であるという自覚がある場合でないと難しいからです。今回は毒親との関係改善に向けて実践できるいくつかのステップを紹介しますね。

1. 自分の感情を見つめ直して整理する

今、このブログを読んでくださっているあなたは「毒親を治したい」と思ってあれこれネットで検索して調べたり、考えてみたのではないでしょうか。まずは毒親について自分自身がどんなふうに感じているのかを一度深く考えてみて、あなたの気持ちを整理することが必要です。

毒親育ちさんは感情を無視したり押し込めることが癖になっていることが多く、放置するとあなた自身の心の負担となって悪影響につながることがあります。自分の気持ちをあなたがしっかりと受け止めることが毒親との関係を客観的に見つめ直す一歩となります。

私自身、自分の気持ちを押し込める癖があったことで自分の気持ちがわからず、ひどいときには「つらい」「苦しい」という負の感情は感じるのに「嬉しい」「楽しい」というポジティブな感情は感じられなくなっていました。まずは自分の気持ちを感じるということから私は始めました。

自分の感情を見つめ直して整理するということは毒親に対して「何が大丈夫で」「何がダメ(嫌)」なのかを把握することで次にステップでする境界線の設定につながるからです。

2. 境界線を設定する

毒親との関係で重要なことは明確な境界線を設定することです。私の場合でいうと毒親が私の部屋にノックをしながら入ってくることが日常でした。毒親からすれば「ノックをしているから入っていいでしょ!」というスタンスですが、私からすればノックに対するこちらが返事をしていないにも関わらず勝手に部屋に入ってこられると私の安心できる部屋(空間)ではなくなっていました。

つまりいつの間にか私と毒親との境界線はない状態を押しつけられていたんですね。毒親は自分の考えを子どもに押しつけて従わせようとする傾向があります。これが当たり前になってくると常にあなたの安心できる場所、空間がなくなってしまうんです。例えば、毒親の言動に対してどこまでが許せる範囲で、あなたにとって何が許せない範囲なのかを考えて適切に毒親へ伝えることが必要になってきます。

境界線は、あなたが安心するためにもあなたを守るためにも必要です。

3. 専門家の助けを借りる

毒親との関係でストレスや不安を感じて「毒親を治したい」と思っていますよね。毒親との関係を改善しようと考えたときに一人で抱え込まないことも大切です。心理カウンセラーに相談することで専門的なアドバイスを受けられたり冷静に状況を分析し、様々な視点から対策を立てることもできます。さらに第三者のアドバイスで親に問題を気づかせるきっかけになることもあります。

4. 記録を残す

毒親とのやり取りであなたが傷ついた出来事やつらいと感じたことがあった場合にメモや日記や録音(ボイスレコーダーやスマホ動画)などで記録を残すことが役立つこともあります。後から冷静に振り返ることができたり、第三者に相談や状況を説明するときに役に立つので心の整理をする意味でも記録を残しておくことをおすすめします。

私自身、第三者に相談したときに「いつ頃からですか?」「どんなことに傷ついていますか?」「毒親はどんなことを言ってきますか?」という質問をされたときにメモをしておけばよかったな・・・と思いました。

5. 無理をしない

私も「毒親を治したい」と思って調べたり、たくさん思い悩んだ時期がありました。「なんとかしなきゃ」と思いつめれば思いつめるほど、どうにもならない現実をもがいて無理にでも毒親を治そうと必死でした。むしろ自分自身を追い詰めていたようにも感じます。毒親の行動や態度は私の力で完全に変えられないことを経験し、自分の限界を感じました。

限界を感じてからは毒親を治そうとすることよりもまずは自分の心を守ることを1番に優先して毒親から距離を置くこともしてきました。


年老いた毒親との付き合い方は?

毒親が年老いてくると関係性が少し変わることもあります。これまで支配的だった親が身体的・精神的に弱くなり、依存的になることもあります。一方で毒親としての行動や言動が続くことが多いため適切な対応が必要です。

1. 境界線を再確認する

年老いた毒親との関係でも同じように境界線を再確認することが重要です。親が年老いてくると同情心から許容範囲を広げてしまいうことであなた自身が受け止められなくなり精神的な負担になることも考えられます。自分自身の心の健康を守るためにも明確な境界線を持つことを意識することをおすすめします。

2. 自分の生活を優先する

親のケアが必要になった場合でも自分の生活が犠牲にならないように気をつけてください。毒親が年老いたことであなたに対して過度な依存をすることがあるかもしれません。あなたの人生を優先して必要に応じて他者の支援を受けることも検討してください。

私の場合は「毒親を治したい」と思って長年悩んでいるうちに一度に両親の介護が必要なかたちになりました。ぎりぎりまで仕事をしていましたが、さすがに仕事も辞めざる負えなくなり地域の介護サービスのサポートを受けるようになったんです。今振り返るともっと早めに段取りをしておけばよかったなと感じています。

3. サポート体制を作る

年老いた毒親との付き合い方を考えるときにはあなたを助けてくれるサポート体制を作っておくことをおすすめします。例えば、地域の介護や福祉サービスを活用することや信頼できる友人や親族に「毒親を治したい」ことを伝えて協力をお願いするなど複数のサポートを受けられる環境を整えることで自分自身の負担を軽減していきましょう。

私も最初はひとりであれこれ考えていましたが、つらくなるばかりで何も進展がなかったので姉妹や地域の包括支援センターの人に相談をしたことで担当の人をつけてもらえるので密に連絡を取り合いながら今できる改善点をアドバイスしてもらえるので心が軽くなりました。何より心強かったのは様々な経験を積んでいる職員の人に私と毒親の間に入って話し合いに立ち会ってもらえることでした。

4. 感情のコントロールを意識する

年老いた毒親との関係ではあなたの感情のコントロールをすることがさらに必要になってきます。親が体力が弱ってくるとあなたに頼ってくることが増えて自分の感情が揺さぶられることもあります。冷静な対応を心がけたり一人で抱え込まずにストレスや対立を避ける上でも、兄弟や身内へ相談して問題を共有しておくと心強いです。

また信頼できる人に話すことであなたの気持ちを整理することができますので一人で抱え込まずに悩みをオープンにしておくことも大切です。

5. 記録を継続する

年老いた毒親とのやり取りについても記録を残すと役に立ちます。親が認知症や持病などの症状を持っている場合は病院で受診した際や第三者の支援を受けるときには毒親の状態を説明することもあるので記録をしておくと安心ですよ。

毒親を精神科へ連れていくには?録音の活用法は?

毒親を精神科へ連れて行くことは非常にハードルが高く難しい問題です。実際に私自身、毒親をなんとか「毒親を治したい」「精神科へ連れて行きたい」と思い精神科へのアプローチを試みましたが毒親自身が精神病に対しての認識がなかったので何度も挫折しました。(ここで注意点ですが、「毒親」というのは病名ではありません。私の親のように精神的な疾患が背景にある場合は毒親としての行動や言動に関連していることがあります)親の精神的な問題によって毒親本人やあなた自身、家族、近所、他人に対して危険を感じるような場合は、早急に医療機関に助けを求めることが重要です。

1. 事実を毒親へ冷静に伝える

毒親を精神科に連れて行くためには毒親に問題の深刻さを理解してもらうことがはじめの一歩です。あなたの思いを伝えるときには毒親が感情をあおるような発言や行動をしたとしても感情的にならないように冷静に事実を伝えることが必要になります。

具体的な症状や問題行動を客観的に説明するという点では第三者に伝えてもらうことで他人の目があるので、感情的になることを防いで親もあなたも冷静に話し合いができます。また、落ち着いた環境を作ることで親に自分自身の状態を認識させるきっかけにつながります。

私の場合は冷静に伝えてみましたが「そんなことをいうあんたがおかしい。」「あんたが病院へ行けばいい。」「だれがそんなことを言っているのか」と激怒して話を聞き入れないので私から伝えるということは断念しました。毒親からすると自分を否定されているという感覚で私の言葉を受け取っていたので受け入れられなかったんだと思います。

2. 録音を活用する

親が自分の問題を認識していない場合には日常の会話や問題行動を録音しておくことが役立つことがあります。親自身が自分の言動を客観的に見ることができ、精神科への受診を促すきっかけになるかもしれません。注意していただきたいのは、録音されていることに毒親が不信感をもち怒りだすこともあるので録音の際はバレないようにした方がいいですね。

私の場合は医師へ毒親の状態を伝えるためにあえて激怒しているときの状態をスマホ動画でとりました。手が出て暴力をふるおうとするのでその証拠をおさめるためと、カメラで撮影されていることがわかると言動や暴力が抑えられるかもしれないと考えた上での行動です。私に対して暴言を吐いているときには最初の数回は効果があり、毒親はカメラを向けられると暴言をやめました。

何度か動画を試しているうちに慣れてくるとスマホを叩いて阻止してくることもあったので必ずしもスマホ動画か効果的というわけではありませんでした。毒親の怒りがエスカレートしてしまう可能性もあるので慎重に判断してくださいね。また、うちの毒親は軽度認知症も入っていたので牛乳や果物を食べきれないほど大量に買ってしまうこともありました。

これは写真に撮って脳外科の医師にみせることで詳しく検査をしてもらうきっかけにもなりました。普段とは違うおかしな行動も写真をとって記録として残しておくと病院受診したときの診断材料になります。

3. 第三者の協力を得る

毒親を精神科へ連れて行くときには「毒親を治したい」というあなたの思いを伝えたうえで信頼できる第三者の協力やサポートがあった方が安心です。精神疾患を持つ人への経験を熟知している人にサポートをしてもらうことで様々な起こりうる危険を想定して配慮をしてもらえるからです。

また毒親が信頼している人物や毒親にとって尊敬できる人物が一緒に話し合いに参加することも親の抵抗を和らげることにつながります。

4. 親の意志を尊重する

精神科への受診は親の意志を尊重することが基本です。無理やり連れて行くことは逆効果になることが多いため、親が納得した上で受診するように促しましょう。また、親が受診に強く抵抗する場合には無理をせず時間をかけて説得することが大切です。(自分や家族の身に危険や限界を感じる場合はやむを得ず強制的になることもあります。)

5. 支援機関の活用

親が受診を拒否する場合は特に地域の精神保健福祉センターやメンタルヘルスの専門機関に相談することをおすすめします。親の問題に対して具体的なアドバイスやサポートしてくれるのでひとりで悩まずにまずは活用してみてください。

最後に

今回は「毒親を治すための方法」や「年老いた毒親との付き合い方」、そして「毒親を精神科へ連れて行く方法」について詳しくお伝えしました。毒親との関係を修復するためには、冷静な対応や感情の整理が必要であり、時には専門家の助けを借りることも大切です。

また、親の行動を録音したり、スマホ動画や写真で記録を残すことで第三者の協力を得やすくなり毒親の状態を医師へ伝えやすくなります。あなたは毒親を「治したい」「精神科へ連れて行きたい」と思ってあれこれ試行錯誤をして悩んでいると思います。いざ動きだそうとしたものの精神科へ連れていくためにはハードルが高いケースが多いのでひとりで悩んでしまったのではないでしょうか。

私自身一人で悩まずに経験豊富な第3者のに相談してよかったと思っています。親との良好な関係を築いていくために今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

他にも毒親に関する記事があるので参考にしてもらえたら幸いです(*‘∀‘)

『いえないことが癒えるオンラインカウンセリング』では毒親に対して直接アプローチをするのではなく毒親に悩んでいるあなた人自身が変わることで「毒親から自分を守れる」「周りの人(毒親も含む)から愛されるようになる」「幸せを感じて生きれるようになる」カウンセリングをしています。

「毒親とは話もしたくない」「顔をみるのも嫌だ」「ただ、ただ、(毒親と関わることが)しんどい」かつて私も毒親に対してそんな思いを抱えてどん底生活をしていました。詳しくはこちら➡プロフィール



「毒親に変わってほしい!」と毒親を変えようとあの手この手でアプローチしてきましたが、まったく変わらないどころかますます、私に対する風あたりは強くなるばかり・・・。暴言は止まらず毒親を変えることは無理でした。むしろ、私の方が精神的につらくなるばかりで30年以上も苦しんできました。

そんなときに「毒親を変えられないなら自分が変わろう!」と決心し自己肯定感を高めて毒親から自分を守る武器を手に入れました。さらに自分の過去のつらい出来事に対して私の心の中の傷ついた部分(アダルトチルドレン)を癒し、母親(毒親)だけでなく父親との関係も見直していくことで信じられないかもしれませんが少しずつ見えてくる現実が好転し始めたんです。

たくさん私は傷ついてきましたが自分を自分で癒していくうちに「この出来事は私にとって必要な出来事だったんだ」と腑におちたことで嘘のように毒親に対する憎しみや怒り、つらさはなくなり不思議と感謝の気持ちがわいてきたんです。私のなかで毒親に対する想いがかわったことで私は本当の意味で毒親から解放されました。


毒親のことを許せなかった私が感謝できるまでに変われたのは過去の傷ついた心に気づいて癒したことが大きかったと思います。もし、あなたが私のように「毒親と話すのもつらい」「自分の気持ちを毒親に伝えられない」「あれこれ調べていろいろしてみたけど、どうにもならない」と絶望を感じているとしたらオンラインカウンセリングで私と一緒にあなたの心の傷を癒やして自分を変えることに一歩踏み出してみませんか?

「そんなことで本当に現状が変わるの?」と疑問に思うかもしれません。私も信じられませんでしたが、私自身は現実を変えることができました。さらに驚いたことに私の娘まで毒親の影響は連鎖していたんです。私と同じように娘もカウンセリングをしたことで親へのわだかまりがなくなり、自分を見失い生きることにも絶望を感じていた娘は自分の夢へと生き生きと進みはじめました。

私のカウンセリングでは毒親に直接アプローチをしないのであなたの精神的負担がかからないというメリットがあります。さらにカウンセリングをする前とした後では心が温かくなり気持ちがすっきりして何事にも前向きになれます。あなたにもし子どもがいたり、未来に子どもを望んでいるとしたら悲しいことに毒親は連鎖します。

自分の子どもにも影響を与えてしまうので気づいた今がタイミング!早めに毒親の連鎖を断ち切ることをおすすめします。私は娘の子どもの世代(孫)まで毒親の連鎖を残さずに断ち切れて良かったと心底ほっとしています。残念なことに毒親の影響はあなただけではなく、兄弟や子ども、夫婦関係にまで影響し精神的なダメージから病気になってしまうこともあります。

実際に私の父親は長年毒親(母親)の嫉妬心と束縛に苦しみ過度のストレス最終的には病気になり入院までしました。妹はメンタルがやられてしまい10年近くひきこもり生活をしていました。このように毒親による影響が強ければ強いほど、我慢すれば我慢するほど悪化します。

一日でも早く私自身の心を癒して毒親との連鎖を断ち切っていたらもしかしたら、父親も妹もこんなことにはならなかったかもしれないという思いもあります。最後までよんでくださったあなたはきっと心が優しくて傷つきながらも心底「今を変えたい!」とつらい思いをしているのではないでしょうか。


私も先が見えないどうにもならない毒親との生活に不安と絶望の毎日を過ごしてきたのであなたのつらさを想像すると、自然と涙が出てしまいます。あなたは十分つらい経験をしてきました。もうこれ以上、苦しまないでください。もし、あなたが「毒親との関係を変えたい!」「毒親から解放されたい」と心から望んでいるとしたら自分を変えるために一歩ふみだしてみませんか?

私は自分の経験を活かして苦しんでいる毒親育ちさんが毒親から解放されて幸せにいきるためにカウンセリングでサポートをしています。同じ毒親育ちだからこそ、伝えられるアドバイスがあります。あなたのために全力でサポートさせていただきます。「初回だけ受けてみようかな?」でも大丈夫です♪お気軽に予約してくださいね(*‘∀‘)

                          



「カウンセリングを受けるのにはまだ勇気がでない・・・」
「どうしようか迷っている」
そんなあなたには少しでも現状を変えて楽になってもらいたいのでプレゼントを用意しています(*‘∀‘)

  LINEでお友だちになってもらえたら毒親から解放されるために私が実践した今すぐ誰でも10分でさくっとできる「幸せになる3つの方法」をプレゼントしています♪
プレゼント配信期間は未定なのでぜひ、早めにもらっておいてくださいね(‘ω’)ノ

     

いえないことが癒えるroom
投稿を作成しました 38

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る
RSS
Follow by Email
Instagram