あなたの毒親は過保護?それとも 過干渉?断ち切る方法は?

「自分の進路について親が反対してきた」「就職先を親に勝手に決められた」などこれって過保護?それとも過干渉?「いわゆる一般的にいわれている毒親だから仕方がないか・・・」そんなふうに思っていたら毒親に対してあきらめる前に立ち止まってどうすればいいのか考えてみませんか?

まずは過保護過干渉の違いについてお伝えしていきます。この記事を読み進めると毒親過干渉の場合はどうすればよいのかについてわかりますので最後まで読んでみてくださいね。

過保護と過干渉の違いは?

過保護とは子どもが「こんなふうにしたい」という思いを親が受け入れて叶えようとすることです。また、よかれとおもって子どもが失敗や挫折をしないように先回りをして子どもがつらい・大変な体験をしないように障害物を取り除いてしまう行為も当てはまります。

過干渉とは子どもが「こんなふうにしたい」という思いや希望を無視して親の考えや意思を押しつけて選択肢を与えないことをいいます。


まず、あなたが過保護過干渉で育てられた人の特徴に当てはまるのかチェックしてみてください。


続いては過干渉についてのチェックに目を通してみてください。

<過干渉>
・周りの人の顔色や評価を気にしすぎる
・自己決定ができない
・対人関係で依存しやすい
・自己効力感が低い
・常に恐怖感や不安を強くもっている


どうでしょうか?チェック項目に当てはまる数が多いほど過保護過干渉で育てられた傾向が強いことになります。

ちなみに私の毒親過干渉でした。私の場合は過干渉のチェックリストの項目にも当てはまりましたが、過保護のチェックリストの項目にも当てはまったのでどちらかに絶対当てはまるということではなく両方当てはまるという場合もあるということですね。私からみた毒親は過干渉でしたがもしかしたら過保護も当てはまるのかもしれません。

過干渉の親に育てられた子どもはどんな影響があるの?

私の母親は一般的に毒親と言われる存在で私はもちろん、妹も過干渉毒親に影響を受けて育ちました。

今回は妹について体験をもとに過干の親からの影響についてお伝えしていきますね。

私の妹は高校は進学校に入学しました。朝になると妹の部屋にむかって「起きなさい!学校に遅刻するでしょ!」怒鳴りちらす母親(毒親)の声が家中に響く毎日。これは妹が起きるまで永遠と続きます。それが毎朝聞こえるだけでも私自身に言われているわけではないのですが、こちらまで気持ちが萎えるほどうんざりでした。

そんなふうに毎朝怒声を浴びながら始まる毎日に妹はもっとげんなりしていたと思います。ただ、朝が弱くて起きれないタイプの人もいますが妹は心身ともに病んでいた様子でした。起きれないというよりも学校に行きたくないという妹の想いが私にはヒシヒシと伝わっていましたが毒親にはそんなことは通じないんですよね。

「子どもが学校に行かない」という選択はないんです。あるとしたら体調不良のときですが、テストの場合は体調が悪くても学校へ行かされました。妹も毎朝、起きれないという身体の不調で必死の抵抗をしていたと思います。何としてでも学校に行かせるという考えしかない毒親なので妹が遅刻ギリギリの時間に身体をひきずるように起きてくると今度は「遅刻をしてはいけない」と毎朝学校まで車で送るんです。


この異様な光景に私はいつも「妹の自由にさせたらいいのに・・・。学校に行きたくないって妹の心と身体が叫んでいるのになんでわからないんだろう?」と思っていました。妹も徹底的に学校へ行くことを拒否してもよかったのに毒親がうるさいので自分の心の声を聞かないようにしながら無理して登校し、なんとか高校を卒業しました。

そのころの家庭の背景はというと両親の不仲で家族としては機能していない状態。学校も家庭も落ち着ける場所がない環境のなか妹も私と同じようにどん底を経験していました。妹の学校に行きたくないという気持ちを全く受け入れず、毒親は一方的な自分の思い(「高校くらいは卒業しないと就職先がなくて困る」「進学校に行ったのに高校中退なんて恥かしい」)を優先してしまったんです。

子どもの「こんなふうにしたい」という思いよりも親自身の思いを押しとおしているので私の母親は過干渉であることがわかると思います。また、進路についても妹は高校卒業後に絵を描く方向へ進みたかったんですが、学校の先生から絵のセンスがないということを告げられて毒親も絵を描く道について反対し、やりたいことを断念してしまいました。

進路についても過干渉な母親の一面が妹を苦しめていました。結局、妹は県外の服飾関係の短大に進学したので実家を離れたので毒親と距離をおけるようになり、めでたしめでたし。となってほしかったのですがそう簡単なことにはなりませんでした。妹は短大へ進学をして県外で一人暮らしを始めたものの、全く学校へ通学していなかったんですね。


おそらく学校へ通う気持ちはあったんだと思いますが、妹は心と身体のバランスが崩れてしまい学校へ通えないところまで追い詰められていたんだと思います。妹は中学から高校までの6年間夫婦喧嘩の絶えない家庭環境や小学校でのいじめに悩み、進学校での勉強への圧力に日々耐え続けた限界が訪れたんですよね。

家も学校も自分の居場所がない、親と顔を合わせれば「勉強をしろ」「学校へ行け」どこにも妹にとって心休める場所がなかったなか、ひとり暮らしを始めてやっと自由になれる時間と空間、安心できる場所に出会えたんだと思います。短大へ進学したものの学校へいかなかったので必要な単位や出席日数が足りず、両親のもとには留年の通知が届きました。

これに親は「高い学費を払い、仕送りまでしているのに・・・」と激怒していました。これに関しても私は妹だけの問題ではなく今までの両親の子どもへの関わり方や毒親の子どもの接し方(過干渉)の問題がしわ寄せとして返ってきただけだと感じていました。

その後、妹はやり直すので留年させてほしいと父親にお願いして留年をしましたが結局2年目も学校へ行かなかったため退学となってしまったんです。両親からすれば高いお金を払ったものの全く学校へ行かず、必要な資格もとれなかったことであきれていましたが、私は妹にとっては毒親から離れて心身ともに休養するために必要な時間だったんだと思います。

むしろ、命を絶つということをせずに生きていてくれただけでも高いお金を出したかいがあったと感じます。短大を退学となった妹は実家にもどりましたが、そこからは10年あまりの長いひきこもり生活へと発展していったんですね。親が毒親であったことと過干渉であったことは妹にとっても両親にとっても大きな大きな代償になりました。

過干渉の親に対してどう接したらいいの?

ここまで読んでくださったあなたは「じゃあ、過干渉の親にはどう接したらいいの?」と思いますよね。ひとそれぞれ性格が違うように過干渉の親も様々なパターンがあるとは思いますが、私や妹の経験上からお話しさせていただくとしたら「自分の意志をきっぱり伝えて貫きとおす」ことです。

そんだけ?と思われたかもしれませんがあなたが「こうしたい!」という思いを過干渉の親に強く伝えることが1番です。なぜなら過干渉の親は親の思いを押しつけて選択肢を与えないようにするからです。だったら自分で「私はこうするんだ!」と選択肢をぶつけることが過干渉の親の思うツボを防ぐことにつながるんですよね。

「親が何と言おうと私の人生だから私が決める!」と進路はもちろん、外食のときのメニューひとつにしても小さなことから大きなことまで自分を主張しつづけていくことが大切です。私や妹は「親のいうことをきかないといけない」という無言の圧力にずーっとしたがってきましたし洗脳されてきたように思います。

その結果、親からすれば「この子は自分のことを自分で決められない子」というレッテルを子どもに貼り続けさせてきたんです。子どもが幼いときは親が決断を迫られる場合もありますが子どもが成長し、ある程度自分の意志を伝えられるようになった時には子どもの主張を親が尊重する必要があります。

子どもはいつまでも主張できないんだと思っている親に対し「ガツン」と「自分はこうしたい!」と主張してみせていくことが過干渉という行動を止めさせる一歩につながるんです。私も進路の時に毒親が勝手に「看護師になりなさい」と毒親の夢を押し付けてきましたが「嫌だ!保育士になる!」と母親の意見を突っぱねて一歩もゆずりませんでした。

ここが私と妹の違いでした。「自分の人生を毒親に決められたくない!」「親の言いなりにはならない!」と高校生のときの私は引かなかったので、私の想いのまま保育士の道へと進めたんです。もし、あなたが過干渉の親に自分をコントロールされて困っているとしたら、しっかりとあなたの思い(どうしたいのか)をその場その場で伝えてみてください。

私のように相手が毒親で嫌味や妬み、暴言を吐いてきたとしても決して負けないでほしいと思います。まずは自分の思いを伝えることから始めてみてくださいね(*‘∀‘)

それでも「過干渉の親に対する悩みが解決しない・・・」「自分でもどうしたらいいのかわからない」そんなときはひとりで悩まずに相談してみてください。「私や妹のような何十年も過干渉な毒親に苦しんでいる人を一人でも多く減らしたい・・・」「毒親を克服した私だからお役にたてるかもしれない」そんな想いからオンラインカウンセリングをしています。

あなたのお話しを聞くことはもちろん「何が原因なのか?」「どうすればもっと幸せを感じて生きれるようになるのか?」「なぜ、あなたが毒親のもとに生まれる必要があったのか?」というところまであなたの希望に合わせてお伝えしています。私自身、カウンセリングをとおして自分を見つめなおしたことであんなに許せなかった毒親に感謝できるまでになりました。

毎月先着5名様限定でお財布に優しくお試しカウンセリングをしています♪





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※ちなみにオンラインカウンセリングは怪しい宗教やセールス等の勧誘ではありませんのでご安心ください(笑)

「こんなことを聞いてみたい!」などコメントや感想も嬉しいです。今後も毒親、親子、夫婦、子育て、不登校に関する悩みの解決のヒントになる記事を更新していきますのでよかったらフォローして情報をGETしてくださいね(*’▽’)

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