前回のブログ「衝撃すぎた夫婦喧嘩の影響」の続きの解説を今回はしていきたいと思います。
私は夫婦喧嘩の多い両親に育てられ、私は結婚してからも夫と夫婦喧嘩をするという無限ループにはまってしまいました。
子どものころから両親の夫婦喧嘩に嫌な思いをしてきたにもかかわらず、大人になってからは自分が夫婦喧嘩をして子どもに同じ思いをさせてしまいました。
これは間違いなく両親の夫婦喧嘩から私、そして孫へと連鎖をしていると感じます。「なぜ、夫婦喧嘩の連鎖が起こってしまったのか?」という大きな疑問について私なりに考察・解説してみました。
あなたが「頻繁に夫婦喧嘩を繰り返している」「夫婦関係を改善したいけどどうすればいいのかわからないなど夫婦関係に悩んでいるなら最後までご覧いただくと夫婦関係改善や夫婦問題解決へつながります。
夫婦喧嘩の連鎖が起こったのはなぜ?
私は「なぜ、夫婦喧嘩の連鎖が起こったのか?」と思い、幼少期から今に至るまで自分の心の記憶を振り返ってみたんです。
「あのときはどう思っていたのかな?」「このときはどう感じていたのかな?」「今は夫婦についてどう思っているのかな?」ということを考えてみるんです。
そこから出てきた私の思い込みが私の夫婦関係についても関係していました。
私が思い込んでいたことは「夫婦は喧嘩をするもの」という根深い思い込みがあったんですね。
これは幼少期から家庭で起こっていた夫婦喧嘩が知らず知らずのうちに私の記憶にインプットされていたことが原因だと思います。
覚えようと思っていたわけではなく、両親の夫婦喧嘩をする姿を何度も見ているうちに自然と刷り込まれた記憶と言った方が正しいのかもしれません。その記憶を持ったまま結婚をしたので私の心の奥底深くでは「夫婦喧嘩は当たり前」という固定観念がしみついてしまっていたことから夫との喧嘩も絶えなかったと考えられます。
「そんな固定観念だけじゃあ、夫婦喧嘩は起こらないでしょ?」と思いますよね。
これを裏づけるような考え方に「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルが書いた本があります。
「思考は現実化する」という言葉は一度は耳にしたことのあるフレーズではないでしょうか?
「思考は現実化する」は人間の思考が現実を創造する力を持つという考え方が書かれている本です。
私の心の奥底深くで「夫婦喧嘩は当たり前」という思いがこの本のとおりまさかの「私の思考を現実化させてしまった」ということです。
また、人間の脳には潜在意識と顕在意識がありますが潜在意識には「うそー!」と思いたくなるような癖のある働きがあります。それは自分が思ったことや感じたことをそのまま現実化させようとする力があるんですね。
私の場合のように「夫婦喧嘩は当たり前」という思考を潜在意識は『「夫婦喧嘩は当たり前」という現実をみせてあげましょう』と勝手に働いてくれるので夫婦喧嘩を当たり前にしてしまう現実を引き寄せてしまうんです。また、私は「幸せな家庭をつくりたい!」という思いがありました。
この想いについても『「幸せな家庭を作りたい」と言い続けたい現実をみせてあげますね』と潜在意識は働いてしまったんですね。そこでいつまでたっても夫婦喧嘩を繰り返して「幸せな家庭をつくりたい」と言い続けなければいけない現実をみることになってしまったと考えられます。
この幼少期から私に自然とすりこまれた記憶と私が作り上げた固定観念が何十年も私を苦しめた原因でした。そして夫婦喧嘩が子どもに与える影響につながっています。恐ろしいのは私の両親と私だけの影響ではなく孫(私の子ども)へとつながってしまっている現実です。さらに驚いたのは私の母方の両親も不仲で私の母親も幼いころから両親の不仲をみて育っていました。
これは私の家族の何世代にも渡って続いてきた連鎖だということに気づかされて驚きというよりもゾッとしましたね。
こんな話を知ってからもあなたは平気で子どもの前で夫婦喧嘩をしますか?
私は子どもの前では夫婦喧嘩をしないように極力さけてきましたが、怒鳴り合いの喧嘩にはならなくても子どもは敏感なので両親が会話をしないことや雰囲気で夫婦仲が悪いことを感じとっていました。
実際に私の娘は昔のことを語るときに「あのころ父と母の板挟みにされた感じがして嫌だった」と話してくれました。
夫婦問題や夫婦関係改善をするには?
私のようにあなたにも知らず知らずのうちに思い込んでいる夫婦関係についての固定観念や子どものころに両親から感じとった夫婦のイメージや記憶が今のあなたの夫婦関係にも影響をしていることがあります。一つだけ注意してほしいのは人それぞれ感じていることや育った環境、ケースが違うので必ずしも絶対ということではないです。
自分の思考や育った環境が私のような夫婦喧嘩が耐えない両親だったり「もしかしてそうかも」と心当たりがあるなら、私が言っている夫婦喧嘩の連鎖に当てはまると思います。その場合にはまずは自分の間違った思い込みを変えることが夫婦問題解決や夫婦関係改善につながります。
【自分でできる思い込みを変える方法】
①自分の間違った思い込みがないか探す
・子どもの頃の両親の関係を振り返ってみる
・夫婦についてどう思っているかを考えてみる
②間違った思い込みを書き換える
・自分が見たい現実を心に落とし込む
例えば私のように「夫婦喧嘩は当たりまえ」という考えをもっていたとしたら手放して「夫婦は仲良し♪」と思い込みを変えてみてください。
この2ステップをじっくりと取り組んでみると見えてくる現実が変わってきます。
「やってみたけど、なかなか思うような現実に変わっていないな」
「どんなふうに思い込みを書き換えればいいのかわからない」
カウンセリングでは私がサポートしながら一緒に思い込みを探したり書き換えのお手伝いをしています。
ひとりでやっても効果が感じられないときには一緒にやっていきましょう♪
カウンセリングでサポートを受けたい方はこちら
⇩
今後も毒親、家族、不登校、夫婦の問題についてブログで更新していきます。
気になったらフォローをして次回もみてくださいね(*‘∀‘)
⇩